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職務経歴書の実例5

具体例と見識が説得力に

最後は、「特許管理の特技を活かして転職に成功した」例として取り上げた、仲村さんの職務経歴書です。



すでに何度も説明してきたとおり、最初は自身の全体像をつかんでもらうために、履歴書に相当するような導入部が必要です。

また、経歴紹介では、書き方は戦略によってそれぞれ固有の形式をとりますが、要所要所にその仕事なり業務なりを通じて獲得した能力をきちんと書き込むことが必要です。

そして最後に、その分野で長く深い経験をお持ちの中高年のみなさんなら、造詣の深さや豊な人物像が感じられるようなアピールを行ってまとめとするよう勧めてきました。

これらの要所をうまく抑えて、簡潔にまとめた例として、仲村さんの経歴書を紹介します。

導入部はそのものズバリ「自己紹介」としてあり、軽い読物仕立て風の平易な見出しで全体を流していく手法は、ストーリー性に富んでいて効果抜群です。

専門職の職務経歴書(1枚目)

□氏   名:   仲村○○(56歳)
□現 住 所: 〒XXX-XXXX 東京都○○市○○町X-X-XX番地
□最終学歴: ○○大学理工学部経営工学科卒業
□家   族: 妻、子供2人(25歳、20歳)
□趣   味: 俳句、ゴルフ
□希望職種: 特許管理の仕事。経験を活かし、弁理士を十分に活用して、多くのよい特許を獲得して、企業の発展に貢献していきたいと思います。
□希望勤務地: 関東圏内
□専門知識: 工業所有権関係:特許、実用新案、意匠、商標の専門知識
工業所有権周辺:著作権、不正競争防止法関係の知識もあります。
実績のある弁護士、弁理士(いずれも特許関係)、特許調査会社を知っています。
□資格・免許: 特許管理士、普通自動車免許
□希望年収: 700万円(税込み)
□略   歴:
昭和40年4月 ○○○○株式会社入社
 ○○機械のトップメーカー。東証1部上場
 技術部技術科(仕事は特許管理)
昭和47年10月 開発管理室特許課 専任主任(仕事は特許管理)
昭和57年4月 技術開発室特許担当 専任課長補佐(仕事は特許管理)
昭和61年10月 技術センター特許課 課長(仕事は特許管理)
平成1年10月 管理本部総合企画室規格担当 課長(仕事は特許管理)
平成6年9月 株式会社○○企画に出向
 管理統括部 課長(仕事は特許管理)
平成10年6月 ○○○○株式会社に戻り
平成11年8月  情報画像事業部技術部技術支援管理グループ 課長(仕事は特許管理)
○○○○株式会社退職
平成11年9月 □□株式会社入社
平成○○年○月  情報機器メーカー。株式店頭公開企業。
 開発本部特許課 課長(仕事は特許管理)
平成○○年○月 □□株式会社退職

仲村さんは一度転職した先を短期間で辞めることになりました。

本人はそのことを自分のしでかした最大の汚点と感じ、次の転職に影響があるのではと心配していました。

しかし、仲村さんの長いキャリアの中ではほんのわずかな期間に過ぎず、キャリアそのものにキズがつくような事態が起きたわけでもありませんから、隠すほどのこともありません。

意図的に割愛してしまうのは経歴を偽ることになります。

もちろん詐称しているわけではないのですが、発覚したときは要らぬ疑いの眼差しを受ける恐れがありますから、事実として書き込んでおけばそれで問題ははありません。

2枚目と3枚目は経歴の紹介部分ですが、それぞれの区切り目で「・・・・・を習得した」「「・・・・・・を身につけた」と、仕事を通じて会得した能力をきちんと書き込んでいます。

しかも枠で囲って強調していますから、平易な文章とあいまって、読む側にもすぐわかります。

専門職の職務経歴書(2枚目)

1.今までの私の仕事の主な内容
□昭和40年から42年ごろまでの2年ほど
○特許出願(特許明細書の作成)
この時期は大部分の出願は弁理士に依頼せず、社内で出願明細書を作成して申請していました。
○特許調査
この時期はすべて特許庁党での手めくり調査。
*この時期に、特許明細書を書き、先輩からいかに「よい特許(権利範囲の広い特許)」をとるか徹底的に教え込まれ、しっかりと習得しました。
□昭和43年から56年ごろまでのおよそ13年ほど
○特許出願
この時期から徐々に特許出願は弁理士に依頼することが多くなりました。したがって、私の仕事としては
・技術部門から(技術部門以外も含む)発明を発掘する
発掘した発明について
・従来技術の調査をする
・特許になるかどうかの判断をする
・どのような権利にするかの検討を行う
(どのような権利にすれば会社にとって最も有効かを検討する)
・弁理士に依頼できるように図面、資料等をまとめる
・弁理士と打ち合わせて出願を依頼する
(この時点で再度、取得権利内容を検討し最大限よい権利にするよう努力する)
*この時期に技術者が気づいていない潜在的な発明を掘り起し、技術を網羅的に権利化する「特許網」の考え方で権利化し、出願件数、内容ともに充実することができた。ある種の○○機械に関して、独占状態を維持できたのは、この特許戦略によるところが大きかったのではないかと自負しています。
*発明を最大限の「よい権利」にすることに関しては最も自身があります。
○特許調査
特許調査に関しては、従来のとおり手めくり調査がメイン。


専門職の職務経歴書(3枚目)

□昭和57年から平成1年ごろまでのおよそ6年ほど
昭和57年に特許課の課長補佐、61年に課長になり、この時期からは管理業務(課長業務)が主。
○特許出願
・会社方針を踏まえて、特許課の方針を立て、かつ、特許課の計画(○○○○社の場合は単年度計画。必要に応じて長期計画、中長期計画および短期計画)を策定する。
出願計画、課体制の整備計画、他部門(特に技術部門)との強力強化計画、外部ブレーン(弁理士事務所、弁護士事務所、調査会社等)の強化計画等。
・単年度計画を踏まえ、特許課の予算計画を策定し、予算を確保する。
・特許予算を運用する。
・特許課計画を実行する。
・突発事項に対する対応
他社との特許交渉、特許裁判等。
・この時期から特許調査にコンピュータを導入。
*この時期に、課の予算計画・運用、その他、課の運営管理について勉強し、これを身につけました。
*また、課員を束ね、それぞれの課員の特徴・能力を引出し、力を発揮してもらう術も覚えました(課員は少人数で4〜6人くらいでした)。
平成2年から6年ごろまでのおよそ4年ほど
総合企画部戦略物資輸出管理室 課長。
戦略物資輸出管理。輸出にあたって、その製品が輸出既製品に該当するかどうかの審査、管理等の事務局業務を担当。
平成6年から10年ごろまでのおよそ4年ほど
○○○○株式会社の子会社の株式会社□□企画に出向。
同社の業務内容は
・○○○○株式会社製品のサプライ品(ペン、ペンシル、××用紙等)の販売
・スポーツケア製品(テーピング、サポーター、プロテクター等)の輸入販売
仕事内容は
・債権回収業務(債権の督促、債権者の調査、裁判所の支払命令の請求等)およびその管理
・特許関連業務
特許担当が私一人出会ったため、特許関連業務全般。
平成11年9月以降
□□株式会社に移り、特許課の課長職

4枚目は「具体的な業務内容」と言うタイトルに変えて、特定の案件について具体的な内容を取り上げて、実際の取り組み方と仕事能力をアピールしています。

また、本人が開発した外部ブレーンまで具体的に示して、導入部の自己紹介部分での「実績のある弁護士、弁理士(いずれも特許関係)、特許調査会社を知っています」という記述の確かさを裏付けています。

専門職の職務経歴書(4枚目)

1.具体的な業務内容
1. 工業所有権出願件数(主に特許)
多い年は年間280件ほど。近年は70件前後。
☆思い出に残る特許
「××××ヘッドフローティング特許」
(特公昭XX-XXXXX号、特公昭YYY-YYYYY号)
 この特許は××××のヘッド部分を○○○の平面から浮かせて移動することができるようにしたものでこれによりヘッド部と○○○面の摩擦をなくし、ヘッド部分の移動をスムーズにするものでした。
 この技術についてはすでに類似の技術があったため、その権利化はむずかしいものでした。しかし、ヘッド部分を浮かせることで、ヘッド下面と○○丸面との摩擦はなくなる反面、ヘッドを浮かせただけではその支持ローラー部分に偏荷重がかかり、かえってその移動荷重を増やしてしまう欠点に気づき、これを解決するローラー支持機構との組合せ特許とすることで、権利化することができました。結局、他社はこのローラー支持機構をもたないヘッドフローティング構造を実現することはできず、この技術を独占使用することができました。
・この技術は、××××のいやすさ店でメリットが大きく、かなり長期にわたり○○○○社の独占状態でした。
2. 特許裁判
 34年間5件ほど。うち、判決まで言ったのは1件で、勝訴しました。
・「□□□□に関する不当利得返還請求」訴訟
・当方は被告。原告は△△株式会社
・返還請求額:約○億円
・第1審 約3年 勝訴
・第2審(控訴審) 約2年 勝訴
2.? 取引のあった外部ブレーン
法律事務所
・○○特許法律事務所  弁護士・弁理士:○○○○
・□□法律特許事務所  弁護士:□□□□
特許事務所
・××国際特許事務所  弁理士:××××
・△△国際特許事務所  弁理士:△△△△
特許調査会社
・株式会社○○調査
・○○技術株式会社

最後の1枚は、仲村さんが長年のキャリアの中で培ってきた考え方を述べたもので、なぜ特許取得が重要かを、自分の言葉ではっきりと表現しています。

これこそが仲村さんの仕事にかける真髄で、最大のセールスポイントにもなっています。

中高年の転職活動では、「なるほど」と読み手をうなずかせるぐらいの見識をぜひ経歴書の中で披露していきたいものです。

専門職の職務経歴書(5枚目)

1.工業所有権に関する私の考え
 私は工業所有権に関しては、1件でも多く「よい権利」を取ることが最も重要であろうと考えております。その理由は2つあります。
その1. 当然のことながら、「よい権利」は競争会社と差別化した自社製品を守ってくれます。その他、財産権としても重要になります。
その2. 私はむしろ、次の効果を重要視しています。すなわち、より多くの工業所有権(特に「特許」)を出願することによって、技術者が活性化し、よりよい製品を生み出し、お客様に喜ばれ、売上が向上し、会社は利益を上げることができます。この繰り返しを継続していけば、会社は大きく成長していくことができるということです。
・工業所有権(特に「特許」)出願を増やす
・技術者の意欲が高まる。発明者になることは、技術者にとって名誉の勲章であり、会社に貢献している意識も強くなる。
・技術者が開発技術に1件でも多くの発明(特許)を付け加えようと努力するようになる。
・製品がよくなり、顧客に喜ばれる。
・売上が向上し、会社の利益も上昇する。
・この連鎖を繰り返すことで、会社は成長していくことができる。
以上の考え方で、これからも会社に貢献していきたいと考えています。

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